名物にうまいものはないとか言っていた私が美味しい菓子をご馳走になった。妻の中学校のクラス会が新潟であり今回の案内状の印刷と葉書の作成などの役が回って来てそのことのお疲れさまお礼がそれだった。新潟の人(妻)でも知らない感じの和菓子で『越乃銘菓雲がくれ』と包紙の側面に書かれていた和菓子処(株)米治津屋のサイトを尋ねてみると広島で行われた大会で?賞を取った事が記されていた。雲がくれを口にした時、私の生まれた広島県三次市に淡雪と言ったお菓子があるのを思い出したがこれは生っぽい味で皆が美味しいと思うものではなかった。
一度だけ食べたことのある三次の淡雪は卵の卵白の味がするようなものだったが雲がくれはサクサクで甘いメレンゲ状の中に月に見たてた黄味餡とマッチしていてマカロンより好みの味だ。