いつもの暮らしに戻る

目黒の桜まつりも10日で終了。川沿いや橋に取り付けられていた桜色のぼんぼりも昨日の昼過ぎくらいにはすっかり方付けられていた。花もおおかた散ってしまい残った花と新しくでてきた緑色の葉とのコントラストが綺麗だ。来週くらいには若葉の量がもっと増えて初夏を思わせる景色へ変わって行くのだろう。名残の花見客がチラホラ見えるが少し前の喧噪感は感じられずいつもの暮らしが戻ってきたようでほっとしている。公園の入口にあるモミジも若葉が芽吹きこの数日で萌黄色が終わり行くさくらを圧倒しているように見える。なかなか気持の良い新緑でその内に暑い日がやって来るのだろう。

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ゴミの除去

4月10日(木曜日)・晴れで夏のような気温。

清掃巡回も花粉や黒い汚れが目立ちはじめたのでコツコツとたまった汚れを除去する時期になって来た。降った汚れを視ると花粉は目立たなくなってきたが黒い都会独特の汚れは相変わらず目立ち、雨降りの後は必ずコレが腰壁の上部に溜まっている。コレが意外と頑固なもので放ったらかしにしていると除去するのにかなりの手間と時間がかかるのでほぼ毎日のようにチェックして手当をしておく。写真のマンションの腰壁だが完成して2年目の時に巡回するようになったがこの時すでにかなりの汚れで5階分のこれらの壁のシミ取りにおおよそ5か月は懸かったと記憶している。通常ココまで巡回の清掃管理のものがやる仕事ではないのだが…。そのお陰で現在はそんなに無理をしなくてもコツコツとやれば簡単に除去出来るようになった。

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初期の頃汚れを強力に落とす必要があったので写真のMagic Amadore を薄めたモノで汚れをゆるかせておいてブラシなどで擦り水で流したりタオルで拭いたりを繰り返して雨だれ状のシミを取り除いた。簡単なのは汚れをさっと落とし塗装(上書き)を施すのが最短で綺麗になるのだろうが予算の問題もあるようで毎日コツコツとになっている。

花筏*はないかだ

目黒川の桜も最終章。

厄介物の桜の花びらだが、

最近は風流人がコレを目当てに

船遊びするのが面白いとかで、

川面に散った桜の花びらの流れを

花筏(はないかだ)と言うそうだ。

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駆引きがないからいい。

花には人間のような かけひきがないからいい

ただ咲いて ただ散って ゆくからいい

ただになれない 人間のわたし

相田みつをさんの言葉より

東京の桜もクライマックスから最終章に差し掛かって目黒川も今日もお花見の人達で賑わっていた。区主催の桜まつりも今日、明日と開かれ最後の桜を楽しんでいる。例年だと桜まつりの頃には見頃を過ぎてタイミングの悪い祭りとなる事が多かったが今年は幸運にもベストなタイミングに助けられた。

昨日の夕方の中目黒方面はカミナリが光って今にも降りそうだったが大したことなく収まり好天の週末を迎えた。メインの花見処から入った脇の道には染井吉野とは別の種類の桜が幾つか見られひっそりとだが綺麗に咲いていたけど薄墨桜だろうか…。

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