桜の花はいつのことだったか忘れたが春も盛りになり花々も自分をアピールするかの様に香りを拡散してそれを目的の虫たちも巡回している。私はといえば相変わらずゴミたちのところへ巡回してそのゴミの多さに呆れるやら感染の恐怖すら感じる毎日である。クマバチだろうか花の芯にある蜜に向かって頭を突っ込みほんの数秒だが美味しそうに味わいまた次の花へと華麗な飛行をしている。人間の世界ではこんな密は自粛しないさいとか言われ愛のない疑いだけの暮らしが未だ続いている。私は試した事はないが子供の頃に近所の餓鬼がこの花の蜜を吸っているのを見たことがあるが最近は全く見る事はない・・。