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春が来て暖かくなるとか桜が咲くとか言われてから寒さが戻り弾みかけた気分に水を差された感じだったがやっと気分良く走り出した感じでこのまま停まらず順調に走って欲しいものだ。ただ、走って欲しくないのは赤信号で気持良く人目もはばからず渡って行く若いチャリダー達からママチャリのおばさん達だ。若いチャリダーは根っから停まろうなんて気はまったくなくおばさん達は車じゃないから停まらなくてもフリーパスよ、みたいな感じで毎日のようにあきれ顔のジィジチャリダーの私である。些細な事にイライラして事故に遭うのは嫌だから柳に風でしなやかにその人達を無視している。自転車での場面でなく最近はお互いに譲り合うと言う観念が薄れているようで街中や駅などでも我先に行動する人達にはどうも付いていけない感じで時代が変わった事を今さら実感しているのである。
イライラの憂さをビールで晴らすのだが最近流行のオフタイプでは効果も半分だったりだがこのタイプは結構美味しいからまあ良いか・・。
年明けから経済と気温の乱高下が続いているが気温の乱高下は落着きを見せ始め明日から３月で冬はお終いで良いだろう。住いを変えてから１年を過ぎ幹線道路に近い位置に来て気になるのは深夜の道路工事の騒音とほぼ毎朝早くの緊急車のサイレンの音が前より気になるようになった。年度末が近い事もあるのだろうか夜遅くから始る道路工事と車線の書き換えの補修作業が増えて布団に入っても眠れない事もあり、特にパートナーは機械から出る低周音が気になり嫌がっている。現役の頃の仕事場兼住いはすぐ山手通りでその頃は年度末の道路工事が今より可成り頻繁に行われていて深夜の仕事をしていても気になる事はなくバックグラウンド音楽位に考えて仕事が捗ったくらいだが・・。
目黒駅前東京都交通局跡地などでの再開発中の建物も高くなってきているのが權之助坂の工事中の辺りからも確認出来るようになり坂の上り・下りの分かれ目にあった大きな歩道橋も取り払われ現在工事中である。不要な歩道橋の取り壊しは近くの山手通りでも見掛けたが時代は大きく変わりつつあるのだ・・。
先の18日の雪の日は前の日からの予定通りバスで出勤することにしていたので大きな遅れもなく何時も通りに行きも帰りも何事もなく１日が終った。７時過ぎに降っていた雪が雨に変わり雪かきをしながら歩くと言うこともなくこれくらいなら自転車でも良かったかな？ぐらいになってきた。しかし、良い歳の高齢者が転けたら笑い者では済まない命がないので自粛して良かったのだ。ただ、地下鉄などの混乱は思いのほか強烈で解消までにはかなりの時間が掛かっていた。
30日は雪の影響を見越してバス通勤・移動に切り替えて対応した。しかし、昨日は気温が予想より高く小雨のままで雪の気配は全くなく18日の湿った雪の日のような事もなく順調に天候も回復し降る降る詐欺で終って良かった・・。
上は大鳥神社交差点でこの先が金比羅坂・私はオケラ坂と言っているがここから碑文谷方面へ上り柿の木坂のもう少し手前まで自転車で往復している。サイトの目黒の坂のデータではなだらかな坂が続き…、とあるが私には辛い坂だ・・。
往年のヒット曲で目黒在住の青木光一さんが歌った『柿の木坂の家』と言うのがあるがココ柿の木坂を歌ったものではない。
先日、築地へ出掛けた時待ち合せ場所の交差点で人の波や車の流れを見ていて相当昔になるがこの交差点を新富町の方からきて勝ちどき方面へ左折して勝ちどき橋を渡り月島にある小さな印刷所へ写植用の原稿か何かを受け取りに行ったことを思い出していた。高度成長期に入っていた時期で大通りを走る大型車の交通量は遥かに少なくなっているが当時は排気ガスで先が見えないほどの渋滞だった。市場近くの大通りは市場関係者の自転車や荷物を運ぶ車も我が物顔でガンガン・バンバン走って『お兄さん危ないよ！』なんて怒鳴られたこともあった。現代は幾らか鈍臭さは残っているがその頃にくらべたら随分スマートになってしまったがあの頃の荒々しいけど活き活きした時代もよかったね・・。来年の年末までには場内市場は豊洲へ移転してしまい残る場外市場の活気は維持できるのかそれぞれの新しい挑戦が始っている。私達は馴染みの銀座も近い今の築地へ相変わらず出掛けるだろう。
